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2008年11月30日 (日)

文化の値段

Dvc30245  「ラーメンやチョコレートのように、同じものを何回も消費するのとは違って、本は1回読んだらおしまい。これじゃ勝負にならない」と新思索社の小泉社長が言っていました。
なるほど。
だから出版業界の売上は2兆円、食品は80兆円…。

 それでも本も、大量生産の工業製品です。
現代の印刷・製本・流通システムが支え、上場している出版社もある。

では、絵は?

 写真は、今年2008年11月2日の日曜日、文化の日(の前日)の文化の様子です。
上の写真は神保町の古本市、そのすずらん通りに新刊出版社もデミセを出し、
写真右の小泉社長も、ちょっと寅さんみたいないでたちですが、本を売っていました。
そこそこ売り上げもあったそうです。

Dsc_0053  同じ日のもう1枚の写真(下)は、銀座の泰明小学校で開かれた「あおぞらDEアート」。
賛同した銀座の画廊が出展、作家さんも多数、来ていました。

 絵は、世界にただ一つの作品。
多品種少量生産でもなく、ただの一品。
平積みしてある本とは違い、また
CDやネットで大量にコピーを販売する音楽とも対照的に、
まったくの一品入魂です。

 ま、それはそれで高く売ればいいのかもしれませんが、
本当にいい絵かどうか、実のところは分からない。
つまり、その高さが腑に落ちない。

 ということで、最近のメガネの値段のように、
はじめに全国一律の定価をつけてはいかがでしょう。
5千円の絵、1万円の絵、3万円の絵。
3千円以下と、5万円以上の絵は、自由に値段をつける。
5千~3万のレンジの絵は、その価格の価値があるということを画廊(画廊組合)が保証して保証書を絵の裏に貼り付ける。

 そうすれば中古市場もできてくる。
飽きたら売ればいいし、
買う方も、これは元々は1万円の絵だけど、中古で6千円。
まー、4千円も得したわ。
1万2千円するけど、人気が出てきたのね、みたいな。

 音楽CDだって、新譜はだいたい一律3000円。
強気のミュージシャンは、1枚のCDの曲数を減らせばいい、みたいな。
これが最初から2万円のがあったりしたら、不安でなかなか買えません。

 いかがでしょう、絵画の全国統一価格案。
絵もメガネも、一目見ればそこそこ良さが分かるわけだし。

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 いやー、今日は、文化の日にふさわしい、いいブログでした
(こういうのが「自画自賛」で、値がつかんのです。しかも文化の日はもうフル~)。

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